おおばねっとの過去の記事を再編集したものです。
ぼちぼちアップしていきます!
今回は前回紹介した景行(けいこう)天皇陵から崇神(すじん)天皇陵まで散策。山の辺の道の豊かな自然を満喫できます。
景行天皇陵から崇神天皇陵まで散策
途中にある喫茶「卑弥呼庵」で休憩
崇神天皇陵へ向かってさらに散策
作者 武田無涯子
二古陵(にごりょう)に
一人の衛士(えじ)や
ほととぎす
無涯子
(作者は明治の俳人で桜井市生まれ。「二古陵」は「景行天皇陵」と「崇神天皇陵」を指すようです。)
作者 不詳(柿本人麻呂?)
万葉集 巻十、一八一六番
玉かぎる 夕さり来れば 猟人の
弓月が嶽に 霞たなびく
(夕方になってくると、弓月が岳に霞がたなびいているよ。)
ノンちゃん水浴び
崇神天皇陵
次回は、山の辺の道をさらに進みます!ノンちゃんGO GO!
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今回から再び 山の辺の道 のメインに戻っての散策です。第12代の景行(けいこう)天皇が治めた日代宮(ひしろのみや)跡石碑からその景行天皇の御陵までの道のり。途中、有名な額田王(ぬかたのおおきみ)の万葉歌碑もあり、見応えのある道中です。
纒向日代宮跡歌碑
神籬(ひもろぎ)遺跡 [神霊が降臨するといわれる依り代]
額田王 万葉歌碑
作者 額田王
万葉集 巻1~17
うま酒三輪の山青丹よし奈良の山の山のまにい隠るまで道のくまいさかるまでに つばらにも見つつ行かむをしばしばも見さけむ山を心なく雲の隠さふべしや
(なつかしい三輪山よ。この山が奈良の山々の間に隠れてしまうまで、また行く道の曲がり角が幾つも幾つも後ろに積もり重なるまで、充分に眺めていきたい山であるものを、たびたび振り返っても見たい山であるものを、無情にもあんなに雲が隠してしまっていいものだろうか。)
万葉集 巻1~18
(反歌)三輪山をしかもかくすか雲だにも心あらなむかくさふべしや
(反歌 名残惜しい三輪山をどうして雲があんなに隠すのか。人はともかく、せめて雲だけでもやさしい情があってほしい。あんなに隠すべきであろうか。)
景行天皇陵
次回は、引き続き山の辺の道をいきます!ノンちゃんGO GO!